人間の愚かさは幾つになっても変らない・・・
というか、
私の愚かさは、幾つになっても変らない。
他の人を、「愚かな私の世界」に巻き込むな!(笑)
陰と陽、美と醜、善と悪、・・・
心の中に極端な2面性がある私なのだよ(--;
で、その醜悪な1面を吐き出すと
私は陽気で美しい善人になれる・・・ような気がする(^^ゞ
そんなある日のこと
幼馴染が還暦を過ぎてやってきた。
「清兵衛さん、あて初孫できたんよ」
「ほ~、そりゃ~めでたいこっちゃ!」
「あんた、あての孫の絵 描いてくだいまね」
「イイよ、絵、描いたるわ」
・・・どこの方言だ?(笑)
というわけで母子像を描いてみた。
母子像 (1) F6 キャンバスにアクリル絵の具
生まれて初めてのこと
そう、私にとって母子像を描くのは初めてのことだった。
基本的に、絵描きでない私は
あまり絵を発表しないし
絵も売らないし、営業もしないので
依頼されて絵を描くことが殆ど無い。
幼馴染は、小学生の頃の私が絵を描いていたという
記憶とイメージで依頼しにきた気がする(^^;
写真を撮りにいって何枚かの下絵を描いて
何とか描きあげた。
う~ん
母子像というのは不思議なもので
描く私も優しい気持ちに成れるものだった(^^)
陰気で醜悪な私の魂が
浄化されていくという、
生まれて初めての経験をした。
幼馴染は大喜びで自分の部屋に飾った。
その笑顔が羨ましくて羨ましくて
「描き代は100万円」
と言いそうになった。
そこは
理性で押しとどめたが、
私も孫が欲しい!と
当時、まだ結婚していない娘に言いたくなった(笑)