色々お絵描き帳

create-cg 色々屋清兵衛のお絵描き色々、紙の上の手描きからパソコンで加工、CGの作画、その工程とラフスケッチなど、高齢者のつぶやきです。

20歳のころ (1)

絵を描き始めたのは小学生の頃からだった。
それ以前は絵を含めて全ての記憶が無い(笑)


多くの子どもたちがそうだったように、
当時流行っていた赤胴鈴之助やビーリーパック、
鉄人28号、鉄腕アトムに没頭した。


本と絵が大好きだった子は
高校生のときに永島 慎二の漫画と出合った。

漫画家 永島 慎二(ながしま しんじ、1937年7月8日 - 2005年6月10日)
『漫画家残酷物語』『フーテン』などの作者


普通の漫画とは異なった魅力ある絵に引き込まれた。
COM、ガロ、などの本は田舎の本屋さんには売っていなかった(^^


取り寄せて、その異様な漫画の世界にはまり込んだ。
孤独な高校生には、うってつけの世界だった。


田舎の高校を卒業して町へ出て就職した。
給料は小説と絵の本を買うのに費やした。

漫画家や画家になりたいと思わなかったけれど、
仕事が終わると毎晩のように何らかの絵を描いていた。



18~20歳のころのイラスト・・・
絵を描くことが、孤独な青年の唯一の楽しみだった(^^;


そんな暗くて寂しい青年を見かねて
職場の先輩がクロッキー教室へ連れて行ってくれたのだった。


そして
初めてのクロッキーで女性のヌードを描いた(^^


ま~る・さんか~く・し~かく

せめてタイトルだけでも変化させないと(^^; 


昨日と同じではない 
今日の僕。 


今日の絵は 
昨日よりシンプル。 


      ま~る・さんか~く・し~かく



        丸・三角・四角 
        シンプルな空間 



最近 
シンプルな生活が続いている。 


毎日 
家庭菜園の世話。 


肉体労働なので 
おなかが空くが 


おやつ 禁止令 
ビール 禁止令 


ごはん 半減令 
焼酎も 禁止令 


ずっと以前から 
エッチ 厳禁令 
タバコ 厳禁令
晩酌も 厳禁令 


・・・・・僕は
いったい何を楽しみに 
生きていけば良いのだろう? 

シンプルに 
生きていくしかない暮らし。 

シングルで 
生きていくほうが良いかも。 


もはや仙人 
霞を食べて生きていくか

隠れて 
ブログを書くしかない。


シンプルな絵の空間
丸・三角・四角だけ。


シンプルだけど
不思議な空間。


ここが仙人の 
終の棲家だろうか。 


ありがたいことに
70kg近くあった体重が
65kgになった・・・(^^ゞ

丸・三角・四角

絵の根本的な話として。 

絵は、平面上に表現されるものだから 
基本的に点と線と面で構成される。 


例外的に 
平面のうえに突起物が置かれたり 
平面を切り裂かれる場合や 
横や背後や前面の何かと接続される場合もある。 


いづれにしても、 
何らかの形からできていて 
何らかの色が施されている。 


その形のシンプルなものに 
丸・三角・四角があって 
その組み合わせで表現される。 


      その単体 
      丸・三角・四角で絵を描く。 



ま~る~さんかく~しかく~ 


ま~る~ 
さんかく~ 
しかく~ 


ま~る~ 


さんかく~ 


しかく~ 


まぁ~るぅ~ 


さぁ~んかぁ~くぅ~ 


しぃ~かぁ~くぅ~ 


・・・・ 


歌ってみた。



絵は 時に
楽しく歌うもの(^^

鉄路の向こうに

鉄路の向こうに
行くことができない。 


友達も親戚も 
鉄路の向こうに暮らしている。


けれど 
もう 
この路では行くことができない。 



鉄錆びた路の向こうに進むには  
20年過去へ遡らないと。 


駅舎も無くなった。
病院も無くなった。 
学校も無くなった。 


小学校も中学校も高校も
僕の母校は 
すべて無くなった。 


学校も病院も無い町に 
どうして暮らすことができようか。 


無医村をなくして分校を建てて 
明日を夢見た頃との違いは何だろう。 


線路は
どこまでも続かない。


めくられて
枕木は朽ち果てた。


僕に帰る家はない。
僕に帰る路はない。
僕に帰る故郷は無い。


錆びた鉄路では
故郷に
帰れない。


新しい路を探すしかない。

植物誌 ササユリ

自然の怖さが目に見える
今日は大雨!洪水警報が出ている。


屋根に音を立てて降り続く。
畑の畝が川になって埋まってきた。
野も山も川も被害が出ないように願うばかり。


雨が降らない日々が続いて土が乾き
こうして一気に降ると土砂崩れが起きやすい。


自然の恵みを受けて作物を育てているけれど、
人の力は微々たるものと思い知らされる。


周囲が自然100%の田舎では
海にも山にも神が宿るように畏れるのは
人間の驕りを戒める為なのかもしれない。


と、今日は真面目です!
雨の降り方が怖いです!


その雨に潤い、裏山にはササユリが咲く。
 

  

       ちょっと加工してアップで確認。

百合の筒状の花びらに見える6枚は
2種類の大きさで3枚ずつ交互に開いている。


と、自然の姿を確認しながら最近描いたものなのに、
どういう工程で描いたのか・・・分からなくなった。


CG加工の手順を忘れている(^^ゞ


昨日食べたご飯のおかずも忘れている・・・
日にちも曜日も分からなくなった・・・
困ったもんだ(--;


こうして花が咲くのも


私が老いていくのも

自然なのでしょう・・・。